やべえ夏
8月が終わる。
最後にこのサイトを更新したのはいつだったか…。6月21日?やば。全然更新してないじゃん。私は毎日コンテンツが更新されるものが大好きだというのに…。すみませんでした。
この夏は怒濤だった。まず当たり前だけど、普通に通常の仕事があった。その上で、6月には祖母が亡くなり、予測されていたとはいうもののやはり諸手続きというのはしんどいもので、お通夜、お葬式と続いた。
そして7月には朝日カルチャーセンターでのセミナーがあった。もっと細かくレビューしたいのだが、記憶が少し飛んでしまっている。ヴァイオリニストの大森麻貴さんにゲストとして来ていただいた。ブラームスとフォーレを比較するというのは私からは出てこない発想で、大森さんからアイディアをいただいた。内容としては演奏史と時代背景に分析を入れ、実際に演奏したものだった。本格的に誰かとレクチャーをするのは初めてで、色々私としても反省はあったのだが、無事に終わってホッとしている。また、フォーレとブラームスの美しいソナタに取り組めたことも大変嬉しく、また一緒にレクチャーまたはコンサートをしてほしいというお声を多くいただいたことにも感激した。楽しみだ。大森さんにも大変な中、多くのリハーサルとお気遣いをいただき感謝している。酒豪の彼女とまた一緒に飲むのが楽しみだ。
8月6日には、Duo Liberteで子供向けのオンラインレクチャー『動物の謝肉祭』をおこなった。動物の謝肉祭の企画は、これまでアメリカで2度おこなったことがある。一度は室内楽オーケストラで高校でのアウトリーチ、もう一度は音楽の授業としてミシガンの補習校にてクラスでおこなった。連弾のものは今回が初めてだったが、とても楽しかった。何度でもやりたい企画と言える。そして、朝カルでも思ったことだが、良いパートナーというのは本当に貴重である。住廣さんにもいつもありがとうと心からの感謝の気持ちだ。そういえば住廣さんも酒豪なので彼女と飲むのも楽しみだ。
そしてちちぶオペラ。関わる人数の多い企画なので、とりあえず、舞台に乗れたことに感謝だ。こちらでも、関わった方全てに感謝申し上げたい。オペラに乗ると、音楽業界にいても普段はそれほど関わらないジャンルの方達とも関わるのでそれも楽しかった。もっと歌の伴奏をやりたいなとも思った。いつか歌曲のサイクルとかまるっとやってみたいなあ。
そして8月26日は『音楽を紐解く』というタイトルでハイドン、ベートーヴェン、チェルニー、リストと師弟の系譜をたどる講座をやらせていただいた。こちらも無事に開催できて心からホッとした。また次回に生かしたい。大人数でやる企画の直後に完全ソロでやる企画だったので、一人でやるのもまたいいなと思った。
そして8月最後の大イベントとして、ワクチン接種の第一回目に行ってきた。いや、大イベントにするつもりはなかったのですが…。その日、そんなに本調子でなかったのもいけなかったかもしれない。でも普通に仕事に行って、午後にはレコーディングもやって…というくらいで、65パーセントくらいの体力はあったのだが。
ワクチンを打った3時間後くらいから熱が出てきて、オイオイと思っているうちにあっという間に38度5分まで達し、ポカリを主食とした一晩を過ごした。翌日も平熱から37度台を彷徨い歩き、3日目の今日やっと落ち着いたところである。リハーサルを一本飛ばしてしまった…ごめんなさい。熱出して寝込んだのは実に6年ぶりくらいだと思う。普段、健康なんだな。
それにしてもワクチンが打ててよかった。まだ2回目があるのかと思うと恐ろしいが、次回は可能な限り100パーセントの体力で臨みたい。本当に本当に早くコロナがおさまってほしい。そして私を旅に出させてくれ。
次のコンサートは9月20日のデュオ・リベルテです。フライヤー、力作やで。
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