レクチャーの組み立て方(演奏する人向け)
時々、音楽レクチャーの組み立て方を聞かれることがあるので、ここにまとめようと思う。ただ、わたしにできるのはどちらかといえば演奏する人向けのレクチャーの作り方なので、バチバチの研究発表というよりは、一般のお客様またはクラシックファンに向けたコンサート+レクチャーのような形式のものだと思って欲しい。つまり、資料...
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時々、音楽レクチャーの組み立て方を聞かれることがあるので、ここにまとめようと思う。ただ、わたしにできるのはどちらかといえば演奏する人向けのレクチャーの作り方なので、バチバチの研究発表というよりは、一般のお客様またはクラシックファンに向けたコンサート+レクチャーのような形式のものだと思って欲しい。つまり、資料...
8月が終わる。 最後にこのサイトを更新したのはいつだったか…。6月21日?やば。全然更新してないじゃん。私は毎日コンテンツが更新されるものが大好きだというのに…。すみませんでした。 この夏は怒濤だった。まず当たり前だけど、普通に通常の仕事があった。その上で、6月には祖母が亡くなり、予測されていたとはいうもの...
子供の頃は、私も「ドレスだいすき」ガールだったのだが、大人になっていざ本番で着る機会が増えたら天邪鬼なことに「ドレスはわりとどうでも良い」ガールになってしまった。気にいると、3連続くらい同じドレスを着ちゃう。 (だが、ドレス自体はそれはそれで魅力的なので、すきな人はたくさん着て欲しいと思う。) 私が勝手に考...
しばらく投稿が滞ってしまった。 2021年の夏のコンサート企画について述べる。 2020年はパンデミックで上半期の本番系企画はほぼ潰れたが、後半からは復調してきて、続く2021年は度々ヒヤヒヤさせられつつも、今のところはなんとか無事にここまでやってきている。とはいえ、6月には楽しみにしていたコンサートが延期...
※これを読まれる方は、私がピアノ演奏一本でやっていると思われる方もいるかと思いますので書いておきます。私は音楽の仕事をしていますが、ピアノ演奏一本で生きているわけではございませぬ。分かりにくいので、一応。 3歳からピアノをやっているので、もう30年近くピアノをやっていることになる、と話すと、時...
・・・なぞと言ったところで、私も別に譜読みは早くないのだが、ここには短いながら、私が譜読みをたくさん短時間でやらなくてはいけない時に使っている方法を書いてみる。 1.先ずはノートに書き出す。 まずは、弾かなくてはいけない曲を全部ノートに書いてみよう。曲数が多いとこれを書き出すだけで結構頭が整理できる。書き込...
4月16日にドビュッシーの講座をした時、ミケランジェリの演奏を参考として使った。そして、この記事を書こうとしてYoutubeを検索したら、このソナタを発見したので聴いてみた。あまりベートーヴェンの初期ソナタを弾いているイメージがなかったので、面白いなと思ったのだ。 Op. 2-3は2-2に引き続いて相当難易...
若きベートーヴェンはハイドンの弟子だった。二人の関係は ーー少なくともベートーヴェンにとってはーー 理想的な師弟関係とはいかなかったようだが、それでもベートーヴェンの作品からハイドン先生の痕跡を見つけるのはそれほど難しいことではないように思う。そもそもこのOp. 2の三曲はハイドン先生に献呈されているのだか...
私のやりたかったプロジェクトの一つは、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲の感想を一つずつ書いていくことである。仕事で全曲聴かなくてはいけないので、これをいい機会として感想を残したいのだ。なんと壮大な。 だが私は大それたことを考えている訳ではない。音楽理論の授業では悪い成績を残し続けた。今でもソナタ形式というも...